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牡山羊の像(おすやぎのぞう、)は、イラク南部にあるウルの王墓で発掘された2体1対のオス山羊の像。製作年代は紀元前2600年から2400年頃で、発掘された2体のうち1体は大英博物館56号室のメソポタミア・ギャラリーに、もう1体はアメリカ・フィラデルフィアにあるペンシルベニア大学考古学人類学博物館に所蔵されている。 == 発見と命名 == 牡山羊の像は、1928年から1929年にかけて行われた大英博物館とペンシルベニア大学の合同発掘調査によって、ウル王墓の「死の穴(、死の大坑道〔NHK大英博物館1, p.96〕とも)」と呼ばれたPG1237号墓から発掘された〔世界の博物館1, p.19〕。発掘調査は考古学者レオナード・ウーリーが指揮をとり、1922年に始められたものであり、ウーリーは発見された像に「 (直訳:茂みの雄羊)」と名付けた。これは、神がアブラハムに息子イサクを生贄に捧げるよう命じる、『創世記』の「イサクの燔祭」という逸話に由来するものである。『創世記』22章13節には以下のように記されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「牡山羊の像」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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