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『牧場物語』シリーズ(ぼくじょうものがたりシリーズ)は、マーベラスが制作・発売している、一連のシリーズ作品群を総称する名称である。略称は牧物(ぼくもの)。ジャンルはシミュレーションゲーム 十数年続くシリーズであり、発売元となる企業は幾度も名称を変えている。初作はパック・イン・ビデオ。その後「ビクターインタラクティブソフトウェア」→「マーベラスインタラクティブ」→「マーベラスエンターテイメント」→「マーベラスAQL」→「マーベラス」と続くが法人格は継承されている。(下記では発売当時の企業名で記載し、“ 現・~”の記述は省略した) == 概要 == プレイヤー自ら牧場を運営し、自然やさまざまな動植物と触れ合ったり、作物や畜産物を生産して生活するというゲームである。 初期の頃は男性版の後に男性版をマイナーチェンジした女性版を発売していたが、「牧場物語 もうすぐ10周年記念 新シリーズ発表会」で「これからは女性版は出さないようにしたい(最初から一つのソフトで男女を選べるようにしたい)」と発表した。 第1作『牧場物語』は1993年にパック・イン・ビデオの和田康宏の発案により企画がスタートした。この企画は「戦わないゲームを作りたい」「箱庭で一生をプレイする」という発想から誕生したものであり、タイトルも企画段階では『人生牧場』だったが、一生分ともなるとデータ量が膨大になりスタッフから「制作できない」と言われたため、「人の一生を再現する」というコンセプトは断念することになった。しかし、このコンセプトは後に『ワンダフルライフ』で全てではないものの実現している〔コーエー 『牧場物語 ミネラルタウンのなかまたち&ワンダフルライフ ものしり百科』 ISBN 4-77-580163-5 p.117〕。また、第1作のみさくまあきらが監修を務めていた。 『しあわせの詩』までは一貫して和田康宏がプロデューサーを務めていた。それ以降、和田は統括プロデューサーとなり(『ふたごの村』まで)、中野魅かはしもとよしふみがプロデューサーを務めている(『わくわくアニマルマーチ』のみ和田がプロデューサー)。 第1作『牧場物語』のキャラクターデザインにはまつやまいぐさが起用された〔コーエー 『牧場物語 ハーベストムーン プロフェッショナルガイド』 ISBN 4-87-719799-0 p.172〕(ただし、スタッフロールでは故山研二、宣伝用のチラシでは小山研次と表示されていた)。以降、ほぼ全ての作品のキャラクターデザインをまつやまが担当している。ただし、『やすらぎの樹』と『わくわくアニマルマーチ』では布川美香を起用している。 2006年からイメージガールとして志田未来を起用している。彼女はシリーズ作品のイベントやCM、プロモーションビデオなどに登場している。 東北地方太平洋沖地震ではPC向けブラウザゲーム『みんなで牧場物語』にて被災者支援のための募金専用アイテム「ハートフルボード」を2011年3月23日メンテナンス後~2011年4月27日メンテナンス前まで販売し、復興支援を後押しした。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「牧場物語シリーズ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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