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物忌奈命神社(ものいみなのみことじんじゃ)は、東京都神津島村にある神社。式内社(名神大社)で、旧社格は府社。 神津島の鎮守で〔「神津島の史跡めぐりと神々にまつわる話」物忌奈命神社項。〕、前浜集落北部の丘上に鎮座する。 == 祭神 == 祭神は次の1柱〔。 * 物忌奈命 (ものいみなのみこと) *: 『続日本後紀』〔によると、三嶋神(伊豆国一宮の三嶋大社祭神)〔三嶋大社祭神には大山祇命(おおやまつみのみこと)説と事代主命(ことしろぬしのみこと)説がある(現在の祭神の公称は両神)。神津島では事代主命として解説する例が多いが、本項では地名に基づく通称「三嶋神」として解説する。〕とその本后の阿波咩命(阿波命神社祭神)の間の御子神という〔『日本の神々』物忌奈命神社・阿波命神社項。〕。 鎌倉時代末期の成立とされる『三宅記』では、三嶋神が神集島(神津島)に置いた「長浜の御前」から長子「たゝない王子(たたない王子)」、次子「たふたい王子」が生まれたと記す〔。これら3神の社はそれぞれ阿波命神社、物忌奈命神社、日向神社に比定される〔〔一方、島の伝承では物忌奈命神社と「たゝない王子」を別とし、「長浜の御前」の御子神は3柱であるとする。この中で「たゝない王子」は祇苗島(ただなえじま:神津島の東方に所在)の社に比定される(以上、「神津島の史跡めぐりと神々にまつわる話」阿波命神社より)。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「物忌奈命神社」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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