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犬ジステンパー : ミニ英和和英辞書
犬ジステンパー[いぬじすてんぱー]
canine distemper
===========================
: [いぬ]
 【名詞】 1. dog (carnivore, Canis (lupus) familiaris) 
テン : [てん]
 【名詞】 1. 10 2. ten 3. (P), (n) 10/ten
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
犬ジステンパー : ウィキペディア日本語版
犬ジステンパー[いぬじすてんぱー]
犬ジステンパー(いぬジステンパー、)は、犬ジステンパーウイルス(CDV)を原因とするイヌをはじめとしたネコ目(食肉目)の感染症である。
== 歴史 ==
記録によれば、犬ジステンパーは18世紀南アメリカからスペインにもたらされた後、ヨーロッパ全土に拡大した。現在では日本を含む全世界で発生がみられる。当初は細菌性疾患との関連が疑われていた。19世紀半ばにはKarleにより犬同士での感染実験が成功していたが、ウイルス性疾患であることが判明し、詳細な研究が開始されたのは20世紀に入ってからである。ニホンオオカミの絶滅の原因となった疾患でもある。
現在でもイヌの重要な疾患である一方、これまでに暴露されていなかった野生動物にも被害が拡大している。1994年にはタンザニアセレンゲティ国立公園に生息するライオンに流行し、当地のライオンの85%にCDV抗体価の上昇が確認された。ただし、この病気に関する研究の歴史が浅いため、野生動物における感染が知られていなかっただけである可能性も否定できない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「犬ジステンパー」の詳細全文を読む




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