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犬上王(いぬかみおう、生年不詳 - 和銅2年6月28日(709年8月8日))は、飛鳥時代の皇族。官位は正四位下・宮内卿〔『懐風藻』では官職を治部卿とする。〕。 == 経歴 == 大宝2年(702年)持統上皇の葬儀に際して、穂積親王らとともに作殯宮司を勤める(このときの位階は従四位下)〔『続日本紀』大宝2年12月23日〕。慶雲4年(707年)の文武天皇の葬儀でも殯宮の行事への供奉を行うとともに〔『続日本紀』慶雲4年6月16日〕、御装司を勤めるなど(このときの位階は正四位下)〔『続日本紀』慶雲4年10月3日〕、二代続けて天皇の喪葬に関わっている。 和銅元年(708年)3月に宮内卿に任ぜられ、同年10月には平城宮の造営を報告するために伊勢神宮への奉幣を勤めている。和銅2年(709年)6月28日卒去。最終官位は散位正四位下。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「犬上王」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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