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『狂気の行方』(きょうきのゆくえ、''My Son, My Son, What Have Ye Done'')は2009年のアメリカ・ドイツ合作のスリラー映画で、1979年にアメリカで実際に起きた実母殺害事件から着想を得たサイコスリラー映画である。2009年9月6日に第66回ヴェネツィア国際映画祭で初上映〔され、金獅子賞にノミネートされた。 日本では劇場未公開だが、2011年12月2日にDVDが発売された。 原題の「My Son, My Son, What Have Ye Done?(息子よ、何てことをしたの?)」は殺された母親が息子に対して最期に放った言葉である。 == ストーリー == サンディエゴの閑静な住宅街で殺人事件が起きる。実母を殺したブラッド・マッカラムは何者かを人質にとって自宅に立てこもる。ヘイヴンハースト刑事らはブラッドの説得にあたる一方で、現場に駆けつけたブラッドの婚約者イングリッドやブラッドをよく知る舞台演出家リー・マイヤーズ、そして事件現場となった向かいの家の住人ロバーツ母娘から、事件に至る経緯を聞く。 過干渉な母親と2人暮らしで極度なマザコンだったブラッドは、ペルーに行ってから人が変わったようになり、異常な言動を繰り返していた。また、舞台俳優だったブラッドはギリシア悲劇の主演俳優として稽古に参加していたが、母殺しの役を演じる中で更に言動が異常なものとなって行き、遂には役を降ろされてしまう。 ブラッドの異常さに恐怖を感じた母親は、ある朝、向かいのロバーツ家にブラッドとともにやって来る。ところがロバーツ母娘と4人でコーヒーを飲んでいる最中、ブラッドは舞台で使うつもりで叔父からもらった剣で母親を殺してしまう。 イングリッドの語りかけでブラッドの人質が、彼の飼っていたペットのフラミンゴだと判明する。「人質」を解放するために出て来たブラッドをSWATが取り囲み、ブラッドはあえなく逮捕された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「狂気の行方」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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