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『狼たちの午後』(おおかみたちのごご、原題:''Dog Day Afternoon'')は、1975年製作のアメリカ映画。シドニー・ルメット監督による犯罪映画。映画中で実在の銀行強盗犯を演じたアル・パチーノの演技が高く評価されている。原題の「Dog Day」は日本語で「盛夏」を意味する熟語であり、邦題の「狼」とは関連性が無い。 == 概要 == 1972年8月22日にニューヨークのブルックリン区で発生した銀行強盗事件を題材にしている。事件を報道したライフ誌の記事を読んで感銘を受けたマーティン・ブレグマンが映画化を決意、フランク・ピアソンが脚本を執筆した。事件の犯人の容姿がアル・パチーノに似ていたため、パチーノが主演に選ばれたという〔''THE MAKING OF DOG DAY AFTERNOON''(『狼たちの午後』製作の模様を扱ったドキュメンタリー、ワーナー・ブラザーズ版DVD収録)〕。 監督には社会派ドラマの製作で名高いシドニー・ルメットが起用された。ルメットは通例役者に徹底したリハーサルを強いる監督であるが、本作品の殆どのシーンは役者たちのアドリブによって撮影されている。物語の設定では真夏だが、実際の映画撮影は秋頃に行われたのでスタッフは気候の問題に対処する必要に迫られた。役者たちは吐く息が白くならないように、口中に氷を含んで演技をした〔。 映画は1975年9月21日に公開され、全米で約5000万ドルの興行収入を挙げた〔BOX OFFICE MOJO、“Dog Day Afternoon (1975) ”(参照:2009年4月10日)〕。本作品は批評家たちからも概ね好意的な評価を得た。映画の出演俳優たち、特に主演のアル・パチーノの迫真の演技は広く賞賛された。同年度のアカデミー賞で作品賞を含む6部門にノミネートされ、そのうち脚本賞を受賞した。その他に英国アカデミー賞の主演男優賞などを受賞。 映画中で銀行強盗犯がアッティカ刑務所暴動に言及して、群衆の前で官憲の横暴を批判するシーンがある。その時の台詞「アッティカ! アッティカ!」(原文:Attica! Attica!)は2005年にアメリカ映画協会によって名台詞ベスト100中第86位に選出された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「狼たちの午後」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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