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タイガー・スープレックス(Tiger suplex)とは、プロレスの投げ技の一つで、スープレックスから派生したものである。初代タイガーマスクがフィニッシュ・ホールドとして最初に使用したため命名された。 歴代のタイガーマスクの必殺技だが、2代目の三沢光晴や3代目の金本浩二は、マスクを脱いだあともこの技を得意技としている。日本名は、猛虎原爆固め。 == かけ方 == 背後から捕まえた相手を後方に反り投げるスープレックスの一種である。ジャーマン・スープレックスでは自分の腕を相手の腰に回して投げるのに対し、タイガー・スープレックスの場合は、相手の腕を背後から閂のような形(ダブル・チキンウィング)に極め、そのまま投げる。投げられた相手は腕を固定されているために受身が取れず、大きなダメージとなる。また、下手に受けると肩の関節を外してしまう危険がある。 開発者の初代タイガーマスク(佐山聡)によれば、ブリッジがしっかりしていればそれほど困難な技ではないという。当初はそのブリッジを利用してフォールする技だったが、後に投げっぱなし式も使われ始めた。 なお、初代タイガーマスクは相手の背中(肩甲骨の辺り)に手の平を当てた状態で投げていたが、2代目タイガーマスク(三沢光晴)は自らの両手をクラッチして投げていた。この2代目タイガーマスクが使用するタイプは、当時タイガー・スープレックス'84と呼ばれていた。これは、2代目タイガーマスクが毎年1つずつ新しいスープレックスを披露するというギミックから、従来の投げ方に変更を加えた新技と解釈するためである。ただし、現在では佐山式、三沢式によらず「タイガー・スープレックス」の名称で統一されている。 ちなみにタイガー・スープレックス'85も存在するが、これは全く別のスープレックスである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タイガー・スープレックス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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