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猪鹿牧(いがのまき)は、長野県安曇野市穂高牧に存在した勅旨牧。信濃十六牧の一つ。 西には、北アルプスがあり、周辺に烏川、川窪沢川がある。放牧地である烏川谷は奥が開けていて深く、牧場として最適地である。 現在、牧集落に猪鹿牧にかかわる氏族のものとされる古墳が12基存在している。 * 『延喜式』には、信濃十六牧と言われる次の16の牧が記述されている。大室牧・高井牧(高井郡)、笠原牧・平井手牧・宮処牧(伊那郡)、新張(新治)牧(小県郡)、塩原牧・岡屋牧・山鹿牧(諏訪郡)、望月牧・長倉牧・塩野牧(佐久郡)、埴原牧・大野牧(筑摩郡)、猪鹿牧(安曇郡)、萩倉牧〔塚田正朋 『長野県の歴史』57ページ〕。 * 信濃十六牧以外には甲斐に3牧、上野に9牧、武蔵に4牧があり、信濃と甲斐は左馬寮が、武蔵と上野は右馬寮が所管した〔塚田正朋 『長野県の歴史』56ページ〕。『延喜式』の時代以後、牧の数は増えている〔塚田正朋 『長野県の歴史』60ページ〕。 ==文献== * 塚田正朋『長野県の歴史』山川出版社、1974年5月、桐原健執筆部分 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「猪鹿牧」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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