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『空気の底』(くうきのそこ)は、手塚治虫の連作短編シリーズ。1968年から1970年にかけて、以下の14編がプレイコミックで連載された。 == 概要 == 14作品はそれぞれ独立した短編作品で、各編にストーリー上の繋がりはなく、テーマやテイスト、舞台や登場人物も種々雑多である。手塚漫画には読み切りの短編作品が非常に多いが、『ライオンブックス』(全集MT61-65)のシリーズや『タイガーブックス』(全集MT121-128)のシリーズが少年向けの短編集であるのに対し、この『空気の底』に収録されている各作品は、対象年齢がやや高い青年向けの作品になっている。物語のテイストや絵のタッチが『空気の底』と似通った短編集としては他に、 *『時計仕掛けのりんご』(全集MT261、1968年-1973年の短編8作) *『火の山』(全集MT265、1972年-1973年の短編4作と1979年の中編1作) *『サスピション』(全集MT284、1968年-1982年の短編9作) などが挙げられるが、中でも手塚はこの『空気の底』シリーズを気に入っていたようで、単行本のあとがきでは、『空気の底』に収録されているいずれの作品も長編に成りうる要素を持っている〔講談社手塚治虫漫画全集MT264『空気の底』p.290 あとがき〕と述べている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「空気の底」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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