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『猫侍』(ねこざむらい)は、2013年10月より東名阪ネット6および5いっしょ3ちゃんねる加盟局などで放送されたテレビドラマ(時代劇)。2014年3月1日には劇場版映画作品としても公開された。 東名阪ネット6が中心となって制作してきた『イヌゴエ』『ネコナデ』『幼獣マメシバ』(及び続編の『マメシバ一郎』・『マメシバ一郎 フーテンの芝二郎』)『ねこタクシー』『犬飼さんちの犬』『ねこばん』『くろねこルーシー』に次ぐ動物ドラマシリーズの第10弾。シリーズでは初の時代劇として描かれる。 撮影は日光江戸村で行われ、日光江戸村の全面協力により制作されている。 2015年4月 - 6月にテレビドラマ『猫侍 SEASON2』(ねこざむらい シーズンツー)が放送され、2015年9月5日には劇場版映画『猫侍 南の島へ行く』が公開〔楽天WOMAN『「猫侍」第2弾クランクアップ!ドラマには猫70匹登場&映画では南の島へ?』 〕。SEASON2は、2014年7月 - 9月に放送された『幼獣マメシバ 望郷篇』に次ぐ動物ドラマシリーズの第12弾である。 2016年2月にはスピンオフ作品となるスペシャルドラマ『猫侍 玉之丞 江戸へ行く』が放送された。 == 登場人物・キャスト == === ドラマ版・映画版 === ; 斑目久太郎 - 北村一輝 : 元・加賀藩剣術指南役で無双一刀流の免許持ち。かつて「まだら鬼」と称される凄腕の剣客であったが、奉公先をリストラされ、再起をかけて単身江戸へ向かうも剣術以外に取り柄がないため定職もままならず、浪人として困窮した生活を強いられている。非常にストイックで父の教えを忠実に守り日々の鍛錬を欠かさず行っているが、現状が現状なだけに信条を曲げ、妥協することもしばしば。甘い羊羹が好物。奉公先を解雇された理由は明かされていないが、映画版では切腹の介錯を拒んだことが原因。このことから久太郎は命あるものを斬れないことが示唆されている。内藤はこのことを知っているらしく、久太郎を「鬼と呼ばれるが故に鬼になりきれん男」と評している。 : それでもやはり、剣術の遣い手としては相当な腕で、並大抵の相手では久太郎と剣を交えることすら難しい。『SEASON2』では玉之丞奪還のために新垣藩の屋敷へと乗り込んでいるが、命を奪わないように刀の峰を返した状態で圧倒的多数の藩士を難なく捌き倒し、屋敷の中心部へ易々と侵入している。 : ひょんなことから本来討ち取るべきはずの猫、玉之丞と生活を共にすることになり、生活だけでなく猫の飼育にも四苦八苦することとなる。何度か手放すことも考えたが、玉之丞が久太郎を気に入り、久太郎も玉之丞の世話がライフスタイルの一環と感じるようになると、共に切っても切れない関係となり、いつしかそれは家族同様の絆となる。 : 常に眉間にしわを寄せたような厳つい面構えをしており、道行く人に「怖い顔」と称され、本人も若干気にしている。怖い顔は生まれつきとのこと。極度の猫舌で熱いものが食べられない。高速かつ正確な太刀筋を得意とし、人間相手では無敵の強さを誇るも「凶悪な妖怪」「恐ろしい男」など人の噂や評価を真に受ける性質であり、聞くたびに「怖い」と心の中で独白している。基本的に無口であるが、心の声は饒舌で「メンドくせ~」や「だよね~」など意外とフランクな言葉遣いをする。怖いときや気分が乗ってきたときなどは自身のテーマ曲を(心の中で)口ずさむ(ドラマ版と映画版で歌が異なるが、最後の「無双の斑鬼」だけ一緒)。なおテーマ曲の3番で自分の歳を「46」と歌っている(映画版では自称「乙女座のB型」)。 : 武士の仕事ではないと嫌々はじめた傘張りに熱中したり、お手製の猫飯(にゃーはん)を作るなど器用で凝り性である。 : 日々の食事にも困窮しており、食べられそうなものを手当たりしだいに食しているため腹薬が欠かせない。故郷に妻子を残しており、自身の無口かつ厳つい顔のせいで怒っていると誤解されていることがたびたびあったことで壁をつくっている。そのため頻繁によこしてくる手紙の封も開けずに棚にしまい、返事も書いていない。しかし愛情がないわけではなく、常に二人のことを案じているも、うまく伝えられずにいる。玉之丞との交流を経て家族の大切さを知り、ようやく手紙の返事をしたため家族を江戸に呼ぶ決心をする(ドラマ版。映画版では最後に家族と再会する)。 : 各話の終わりに(映画版ではエンディングの前に)今回のエピソードを象徴とする締めの一句を読む。 : 内藤勘兵衛(映画版では島崎新右衛門)に皮肉を込めて呼ばれたはずの「猫侍」という名をむしろ本人は気に入っているようで、ドラマ版では以降『まだら鬼』から『猫侍』と渾名を名乗る(テーマ曲はそのまま)。 : ドラマ版では猫茶屋でお茶を飲む程度で酒は嗜まなかったが、映画版では居酒屋で深酒して、そのまま酔い潰れて朝を迎えることがしばしばある。 ; 玉之丞 - あなご(14歳 ♀)・さくら(若・4歳 ♀)・さくら(大人・15歳 ♀) ※いずれも白猫 : 与左衛門(呉服問屋の主人)に専用の部屋を与えられて大切に飼われていた白猫(雌)。堅物で有名だった主人を篭絡させたことから魂を吸う化け猫ではないかと目されている。 : 久太郎によって討ち取られそうになるが、何を思ったか久太郎が斬ったのは首輪のみ。命拾いした玉之丞は久太郎に連れられ、以後彼の長屋で自由気ままに暮らしている。割と雑食でどなつぼうと久太郎特製の猫飯(雑炊)が好物。ザリガニ籠がお気に入りで移動のときなど普段からよく入っている。 : 生活の質が落ちた上に家主の久太郎にも当初はぞんざいに扱われていたが、何だかんだでなついており、久太郎がいないと食事を食べない、捨てられても久太郎の住んでいる長屋に戻ってくる、などの行動を見せた。また、手持ちぶさたになると久太郎の部屋を引っ掻き回す習性があり、部屋の中をめちゃくちゃに荒らしては、寝床の押し入れで「反省」となる。 : 結構強情な性格で、そのため周囲が振り回されたり妥協させられたりすることもしばしばある。ドラマ版では加賀屋に身柄を戻された後も玉之丞の強い意思表示と与左衛門の計らいで通い猫とされるも、実際は久太郎の家に行きっぱなしで、ほぼ久太郎の家猫と化した。 : ドラマ 『猫侍 玉之丞 江戸へ行く』では、仔猫の頃にある山奥で寺子屋の塾長に拾われ、そのまま飼われていたのが、ひょうんなことから飛脚の荷物と一緒に江戸に運ばれ、さらに故あって与左衛門が玉之丞を譲り受ける前日談が明らかになる。 ; 五郎 - 佐藤誓 : 久太郎の郷土と江戸を往復する置き薬屋。お静らから預かった手紙を久太郎に届け、返事を書けと久太郎を再三せき立ててる。義理堅い性格で、久太郎とお静の両方から無理を強いられ板挟みになり胃を痛める一面も。五郎もまた、自身のオリジナルソングを持っている。 ; お静 - 横山めぐみ : 久太郎の妻。娘のハルと郷土の加賀で久太郎の帰りを辛抱強く待ち続ける。久太郎が常時厳つい顔で寡黙で口下手なため、誤解をしてしまうことが多い。 : 映画版では娘と共に茶屋を営んでいる。 ; ハル - 岩田月花 : 久太郎の娘。幼さ故にやることがどこか少しずれてしまう。久太郎の回想で、久太郎の気を引こうと奮起しては空振りに終わるハルの姿が、たびたび登場する。久太郎の血を引いたか、熊のような男の子を投げ飛ばすほどの男勝りでもある。 : 映画版では久太郎との再会が叶い、久太郎から手渡された玉之丞をだっこするが、実は猫アレルギー(劇場版猫侍2) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「猫侍」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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