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『獣の奏者』(けもののそうじゃ)は上橋菜穂子のファンタジー小説、およびそれを原作とした作品群である。 ==概要== 「リョザ神王国」と呼ばれる異世界の地を舞台とするファンタジー巨編。運命に翻弄される少女・エリンを軸に人と獣の関わりを描く。『I 闘蛇編』『II 王獣編』『III 探求編』『IV 完結編』の全4巻から構成される。 2006年(平成18年)11月に講談社から『闘蛇編』と『王獣編』が二冊同時刊行。上橋にとって物語の結末は『王獣編』のラストシーンが究極のものであり、これ以上物語が続くことはないと考えていたため、本来はこの全2巻で完結したはずだった。しかし、周囲から「続きを読みたい」という声が数多く寄せられ、またアニメ化されたこともあって、自身も物語の中で描ききれなかった謎への決着を付けたいという思いが生まれたために〔、2009年8月に続編となる『探求編』と『完結編』が、2010年9月には『獣の奏者 外伝 刹那』が刊行された。 「守り人シリーズ」と共に海外での出版も予定されている〔『ダ・ヴィンチ No.178』2009年2月号 メディアファクトリー, p53 - p59、2009年2月6日発行。JAN 4910059470296。〕〔フランス語、ドイツ語、スウェーデン語、韓国語、タイ語などに翻訳される予定である。〕。 本作は「決して人に馴れぬ孤高の獣と、それに向かって竪琴を奏でる少女」という上橋の心に浮かんだワンシーンが執筆のきっかけとなっている。この構想は何年も前に心に浮かんだがそこから発想を膨らませることがなかなか出来なかったという。しかし、ある日、ふと手に取った養蜂に関する本を読み進めていくうちに、生命の不思議に心震わす少女のイメージが浮かび上がり、こうして仕上がった作品が本作である〔『王獣編』あとがき、p412 - p414より。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「獣の奏者」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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