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『獣王記』(じゅうおうき、''Altered Beast'')は、セガ(後のセガ・インタラクティブ)が1988年から稼動したアーケードゲーム。家庭用ゲーム機にも移植されている。 2005年にはPlayStation 2で『獣王記 -PROJECT ALTERED BEAST-』が発売された(後述)。 == 概要 == 1988年6月にアーケードで稼動。日本国内では同年にメガドライブ版が発売され、1989年にはNECアベニューよりPCエンジン版が、1990年にはアスミックよりファミリーコンピュータ版が発売された。2006年にWiiのバーチャルコンソールで配信。 メガドライブ版の認知度が特に高い。Sega Genesis(海外メガドライブ)版は『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』発売まで1年ほどGenesis本体にバンドルされており、初期Genesisの顔として、バンドルだけで50万本、トータルで約140万本の売り上げを記録している。海外ではGenesis版がPS3やXbox360などかなりの機種に移植されている。日本のメガドライブ版は本体の一か月後に発売された最初期のタイトルで、メガドライブ本体のCMでもフィーチャーされたため、日本でも認知度はそこそこ高い。日本でもアーケード版とは別にメガドライブ版がWiiや3DSに移植されている。セガゲームスの奥成洋輔によると、Wiiバーチャルコンソールで配信されたメガドライブ版の売れ行きが良かったことが『3D 獣王記』の制作につながった〔3DS「3D 獣王記」まさかのオンラインインタビュー!? - GAME Watch 〕とのことで、メガドライブ版は2010年代に至っても高い人気を持つ。一方で、主人公が獣人と言うよりただのクマに変身するなど奇妙な点も多いため、奥成曰く「クマのことでネタにされがち」、イギリスのメガドライブ専門誌「Mega」誌の「the 10 Worst Mega Drive Games of All Time」(クソゲーワーストテン)で2位の『Last Battle』(『北斗の拳』)を抑えて堂々の一位となるなど〔Mega magazine issue 1, page 85, Future Publishing, Oct 1992〕、国内外問わずネタにされがちなソフトでもある。例えばイギリスのゲーム雑誌「ACE」の評価は94点、「Sega Power」の評価は40点と、いい意味か悪い意味かは評者によって分かれるが、いずれにせよメガドライブの代表作の一つとされている。 欧米では、2002年にゲームボーイアドバンスで『''Altered Beast: Guardian of the Realms''』が発売されたが、日本では発売されなかった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「獣王記」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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