翻訳と辞書
Words near each other
・ 獨逸学協会学校
・ 獨逸學協會
・ 獨逸學協會學校
・ 獨鈷山西明寺
・ 獩
・ 獪
・ 獫
・ 獫允
・ 獫狁
・ 獬
獬豸
・ 獭
・ 獮
・ 獯
・ 獰
・ 獰猛
・ 獱
・ 獱獺
・ 獲
・ 獲ったど〜


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

獬豸 ( リダイレクト:カイチ ) : ウィキペディア日本語版
カイチ

(かいち、 シエジー、)は、中国伝説上の動物である。日本の狛犬の起源とも。

==中国==

論衡』〔是應篇第52〕の記載から、姿は大きいものは、小さいものはヒツジに似ているとされる。全身には濃くて黒い体毛が覆う。頭の真ん中には長い一角を持つことから一角獣とも呼ばれ、この角を折った者は死ぬと言われる。麒麟に似ている。水辺に住むのを好む。人の紛争が起きると、角を使って理が通っていない一方を突き倒す(その後突き倒した人を食べるという伝説もある)。次第にカイチはより正義感のある性格付けがなされてゆき、正義や公正を象徴する祥獣瑞獣の一種)となった。
の「」の字は、足の無い虫や背中の長い獣を意味する同音字で、本来は「」と書く。「」は「法治()」の「治」と同音であり、「法()」の正字にも含まれていることから、古くから中国人は「法治」の精神をカイチを使って表現した。
古代中国では法律を執行する役人が被った帽子(法冠)にが飾られ、(かいちかん 〔:〕とも)と称した。の時代の役人の着物にも獬豸が刺繍されていた。また副葬品としてカイチの工芸品を選ぶ人もいた。寺ではカイチの化身としてヒツジを飼育した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カイチ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Xiezhi 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.