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【名詞】 1. king 2. king (shogi) =========================== ・ 玉 : [たま, だま, ぎょく] 1. (n,n-suf) ball 2. sphere 3. coin ・ 玉将 : [ぎょくしょう] 【名詞】 1. king 2. king (shogi) ・ 将 : [しょう] 【名詞】 1. commander 2. general 3. leader
玉将(ぎょくしょう)・王将(おうしょう)は、将棋の駒の種類の一つ。本将棋・平安将棋・平安大将棋・小将棋・中将棋・大将棋・天竺大将棋・大大将棋、大局将棋・摩訶大大将棋に存在する。本将棋の玉将の動きは、チェスのキング、どうぶつしょうぎのライオン、マークルックのクンと同様の動きとなる。英語でもkingと訳され、略号はK。 本将棋の場合、次の自分の手番で相手の玉将を取れることが確定すると(詰み)その時点で勝利となる。またこのため、玉将を実際に取ることはせずに決着する。上記にある小将棋以下の将棋類については、相手が太子または王子を盤面に有する場合、玉将にこれらを加えたうちの最後の1枚を詰めた時点で勝ちが決まるため、途中で玉将を取る場合も存在する。 == 玉将と王将 == 将棋駒にはもともと「玉将」しかなかったようである。平安将棋には「玉将」はあるが「王将」はない。また、11世紀半ばと推定され、最古の将棋駒とされる興福寺境内跡からの出土品には「玉将」が3枚含まれているが、「王将」は含まれていない〔増川宏一『将棋の駒はなぜ40枚か』(集英社新書、2000年、ISBN 4-08-720019-1、12ページ)や木村義徳『持駒使用の謎』(日本将棋連盟、2001年、ISBN 4-8197-0067-7、102ページ)などを参照。〕。 しかし、字体の類似も相まっていつの間にか「王将」も使うようになったと言われている。「王将」と「玉将」には実質的には違いはないが、「天に二日なく、地に二王なし」との言葉に基づき「王将」は1枚とし、上位者(後手または上手)が「王将」を使い、下位者(先手または下手)が「玉将」を使うのが慣例となっている。 詰将棋では玉将を用いるのが一般的で、双玉詰将棋(攻め方の玉将も配置する詰将棋)の攻め方に王将を用いることがある。 玉は金、銀、桂、香などと同じように宝物の名称に基づくものである。よって、意味からすると、王将を「王様」と言うのは本来間違いである。しかし、チェスでは玉将に相当するのは「キング」であり、また「王手」とは言うが「玉手」というと将棋とは無関係な別の意味になってしまう。反対に符号は一般的には「玉」は用いるが「王」は用いない。そのため、玉将を表すのに「王」と「玉」のどちらの言葉を使用しても問題ないと考えられ、問題にしている人もほとんどいない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「玉将」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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