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『玉座のナポレオン』(ぎょくざのナポレオン、)は、フランスの画家ドミニク・アングルが、戴冠式の衣装を着けたナポレオン1世を描いた肖像画。 == 描写 == 描かれているのは、皇帝としてのナポレオンである。 戴冠式の衣装を着けて、肘かけに象牙の玉が飾られた、丸い背の王座に座っている。 右手にはシャルルマーニュの笏、左手には「正義の手」の笏を持っている。 頭に着けた金の月桂樹の冠は、カエサルが着用したものに似ている。 レジオンドヌール勲章の大きな首飾り章の下には、アーミンのフード、金糸の刺繍が施された白いサテンのチュニックを着用、アーミンで裏打ちされた深紅のベルベットのマントは金色の蜂で装飾されている。 即位式用の剣は鞘に納められ、絹のスカーフで吊り下げられている。 ナポレオンは金で刺繍された白い靴を履き、クッションの上に足を乗せている。 王座の下のカーペットにはカタシロワシが描かれている。 左下に「INGRES P xit」、右下に「ANNO 1806」の署名がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「玉座のナポレオン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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