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王偃(おう えん、403年 - 456年)は、南朝宋の外戚。東晋の簡文帝の外孫。字は子游。本貫は琅邪郡臨沂県。東晋の丞相王導の玄孫にあたる。 == 経歴 == 尚書の王嘏と鄱陽長公主(東晋の簡文帝の娘、宋に入って永成君)のあいだの子として生まれた。劉裕の次女の呉興長公主劉栄男を妻に迎え、若くして黄門侍郎・秘書監・侍中といった顕官を歴任した。文帝の元嘉末年、散騎常侍・右衛将軍となった。453年(元嘉30年)、孝武帝が即位すると、皇后王憲嫄の父として、金紫光禄大夫の位を受け、義陽王師を兼ねた。455年(孝建2年)5月、右光禄大夫の位を受けた。王偃の態度は謙虚でつつましく、世事に関わろうとしなかった。456年(孝建3年)2月、死去した。享年は54。開府儀同三司の位を追贈された。諡は恭公といった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「王偃」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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