|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 王 : [おう] 1. (n,n-suf) (1) king 2. ruler 3. sovereign 4. monarch 5. (2) king (for senior player) (shogi)
王振(おう・しん、ワン・ジン(Wang Zhen)、生年不詳 - 1449年)は、明代の宦官。英宗の下で政治を壟断したが、土木の変で戦死した。 蔚州(河北省蔚県)の出身。宦官を養成する機関である内書堂の出身で、学識が高く、宣徳年間に皇太子(後の英宗)の教育を担当したため、英宗即位後に司礼監の長である掌仰太監となり、文書の改竄などの専横な行動をとった。正統7年(1442年)に太皇太后張氏が没し、その前後の朝廷の有力者であった楊栄、楊士奇、楊溥の3人が死んだり引退したりすると、ますます権勢を振るい、収賄によって財産を蓄え、反対者を弾圧した。 正統14年(1449年)にオイラトが山西に侵入すると、英宗に親征を勧め、自らも従軍した。しかし、土木堡で明軍は大敗を喫し、英宗は捕虜となり、王振は戦死した(土木の変)。いくつかの記録によると専横により恨みを買っていた王振は、配下の将官・樊忠によって乱戦のどさくさにまぎれ瓜(瓜型の鉄球をつけた棍棒)で撲殺されたという。 土木の変後、王振の一族は罰せられ、財産も没収された。 ==関連項目== *大王世宗:韓国時代劇。劇中に、明の東廠の長として登場。冷酷非情な性格で描かれている。 category:明代の人物 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「王振」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|