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王敦の乱 : ミニ英和和英辞書
王敦の乱[おうとんのらん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [おう]
  1. (n,n-suf) (1) king 2. ruler 3. sovereign 4. monarch 5. (2) king (for senior player) (shogi) 

王敦の乱 : ウィキペディア日本語版
王敦の乱[おうとんのらん]

王敦の乱(おうとんのらん)は、322年から324年にかけて中国東晋で起こった内乱である。
== 経歴 ==

=== 反乱までの経緯 ===
316年西晋匈奴により滅ぼされると、西晋の皇族で安東将軍・都督揚州諸軍事すなわち江南軍方面司令官として鎮していた琅邪王司馬睿は317年に皇帝として即位し、東晋を建国した〔川本『中国の歴史、中華の崩壊と拡大、魏晋南北朝』、P121〕。しかし華北からの亡命政権である東晋は皇帝権力が非常に脆弱で、元帝となった司馬睿は王導、そしてその従兄の王敦らの力を借りて権力基盤を整えようとした。当時、西晋滅亡の余波により湖南や湖北に逃れる難民が多く、杜曾という人物がそれらを糾合して反乱を起こし、湖南の零陵郡から武昌を席巻した〔川本『中国の歴史、中華の崩壊と拡大、魏晋南北朝』、P122〕。この反乱に王敦は陶侃周訪らの力を借りて鎮定した〔。だがこのため、王敦の勢力が皇帝さえも無視し得ない隠然たるものになり、「王馬(王と司馬の両氏)天下を共治す」とまで言わしめるようになった〔〔駒田『新十八史略4』、P85〕。
元帝は皇帝権力を強化するため、劉隗、刁協らを側近として重用し、王氏の勢力を抑え込むために王敦、そして建国の功臣である王導をも遠ざけた〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「王敦の乱」の詳細全文を読む




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