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王文彩 : ミニ英和和英辞書
王文彩[おう ぶんさい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [おう]
  1. (n,n-suf) (1) king 2. ruler 3. sovereign 4. monarch 5. (2) king (for senior player) (shogi) 
: [ぶん]
 【名詞】 1. sentence 

王文彩 : ウィキペディア日本語版
王文彩[おう ぶんさい]
王 文彩(おう ぶんさい、ワン・ウェンツァイ、 ? - 1932年)は、日本料理人札幌ラーメンの創始者として知られる。
==人物==
中国山東省出身とされている。生年不詳である。中国およびシベリアニコラエフスクにて、北京料理の料理人として生活していたが、尼港事件の戦火を避けて来日した〔札幌ラーメン事始め - 味車 〕〔『続ほっかいどう百年物語』、278頁。〕。
1922年(大正11年)に、知人の紹介で札幌市北海道大学近くにあった『竹家和食店』を訪れ、中国料理店への商売変えを考えていた、店主の大久昌治タツ夫妻と意気投合し、間もなく王文彩が料理長の中国料理店『竹家』が誕生する〔。中国のラーメンの範疇にはいる『肉絲麺』をメニューにする〔『続ほっかいどう百年物語』、280 - 281頁。〕。最初の頃の客は、中国からの留学生が多かったが、日本人客も徐々に増え始めた〔。『ラーメン』の言い方の原点が、この王文彩が活躍した『竹家』であったとの情報もある〔札幌の味、そのふる里をたずねて-竹家のラーメン - 札幌市北区役所ホームページ 〕〔『続ほっかいどう百年物語』、281 - 282頁。〕。子供に優しかった半面、仕事に対してはとても厳しく、厨房には中国人以外は決して入れさせなかったという〔『続ほっかいどう百年物語』、279 - 280頁。〕。
その後、1924年(大正13年)に、王文彩は、小樽でラーメン屋を開業するが、失敗し、札幌に戻る〔『続ほっかいどう百年物語』、282 - 283頁。〕。また、『竹家』でも、新しい中国人料理人の李宏業李絵堂が、より日本人にあったラーメンを提供するようになる〔札幌ラーメン 竹家食堂 〕〔。1932年(昭和7年)ごろ、札幌の銭湯の2階で亡くなる〔札幌の味、そのふる里をたずねて-竹家のラーメン - 札幌市北区役所ホームページ 〕〔『続ほっかいどう百年物語』、283頁。〕。
『竹家』は、1943年に廃業する〔。しかし、『竹家』で王文彩らが腕をふるって札幌に定着させたラーメンは、『札幌ラーメン』として、今でも受け継がれることとなる〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「王文彩」の詳細全文を読む




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