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王梵志(おう ぼんし、生卒年不詳)は、中国・唐代、恐らくは8世紀後半の仏教詩人、詩僧である。黎陽(河南省浚県)の人とされる。 その伝歴は不明であるが、俗語を用いて仏理をまじえた平易な教訓詩を多数のこした、とされる。古くより、伝説的な要素が強く、仏理に達した人であると考えられていた。その詩は、仏教の因果応報や諸行無常の教理を、現実の生活に即して説いたものであり、その作者像として想定されるのは、街巷や山郷などを遊方してまわり、説教した遊化僧のそれである。 詩集は、9世紀までには日本に伝来しており、『日本国見在書目録』にも著録されているが、宋代には散佚していた。20世紀初に発見された敦煌文献中に、それが含まれていた。その内容は、寒山・拾得の詩と共通点を持つ。 == 校本 == *劉復校録本(1925年) *鄭振鐸校補本(1935年) *張錫厚校輯『王梵志詩校輯』 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「王梵志」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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