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ETV特集(ETVとくしゅう)は日本のNHK教育テレビで放送されている教養情報番組。 == 概要 == NHK教育テレビ唯一の定時のドキュメンタリー番組としても知られるこの番組の歴史は1985年4月1日に、月曜日から金曜日の20時台の帯番組として始まった『ETV8』にさかのぼる。週4本ものドキュメンタリー枠は当時の日本のテレビ界では他に例のないものであり、NHK総合では取り上げにくいアカデミックなテーマや一般の関心よりも先行したテーマを扱った教育テレビならではのドキュメンタリーを特色とした。その後も、同枠で名前を変えた『現代ジャーナル』、『ETV特集』へと変遷、1999年度には22時台に移り、2000年度に『ETV2000』へ改題、2003年まで18年間続いた。 しかし、女性国際戦犯法廷をテーマにあつかった2001年1月放送の『ETV2001 問われる戦時性暴力』における番組改変疑惑(NHK番組改変問題)をめぐる論争が大きく取りざたされる中で、この番組は2003年度から『ETVスペシャル』と名前を変えて土曜22時からの90分番組に移行、週1回の放送へとその規模は大幅に縮小された。翌2004年度に番組名は再び現在の『ETV特集』に変更となった。 2007年4月に日曜22時からの放送になり(長年この枠で放送されていた『芸術劇場』は金曜22時30分に移動)、2013年4月からは土曜23時からの放送になった。放送時間は番組内容によって異なる。基本的には60分だが、90分になることもある。 番組は昨今の社会情勢を扱ったものを中心に随時、文化・芸術・科学・物理学などのテーマを取り入れ、ビデオとスタジオトークで構成している。近年、NHKは、趣味・語学番組など、視聴率の期待できる実利的な「ハウツー物」に力を入れる傾向にあり、教養系番組は、規模が大幅に縮小される現状にある。しかしながら、『ETV特集』は『NHKスペシャル』と並び、ギャラクシー賞をはじめとする各種の賞を頻繁に受賞する番組として知られている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ETV特集」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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