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現像液(げんぞうえき)は、写真・映画の現像工程において、フィルムや印画紙などの感光材料を現像するための薬液、水溶液である〔、2011年12月6日閲覧。〕〔、2011年12月6日閲覧。〕。現像主薬(げんぞうしゅやく)、現像保恒剤(げんぞうほこうざい)、現像促進剤(げんぞうそくしんざい)、現像抑制剤(げんぞうよくせいざい)等の混合溶液である〔〔。 == 概要 == 日本語の慣行では、感光したフィルムあるいは印画紙や乾板に対して、最初に行なう作業を現像()といい、定着させ乾燥するまでの全工程を総称して現像()というが、ここでは前者を現像、後者を現像プロセスとする。前者の現像を行う際の薬液が「現像液」である〔〔。 撮影することによってフィルム・印画紙・乾板等の感光材料の表面の層で感光したハロゲン化銀を、金属銀に還元する作用をもち、この作用を現像と呼ぶ〔。この役割は現像液のなかでも現像主薬が負う〔〔。この還元作用によって、フィルム上にできた潜像を可視化する〔よいこのための暗室の本、2011年12月6日閲覧。〕。この現像作業および内容や現像液は、白黒・カラー、ネガフィルム・リバーサルフィルムのいずれにおいても、基本的には、同様である。 一定の温度、一定の時間での現像作業が終わったら、現像を止めるために停止浴を行う〔〔、2011年12月6日閲覧。〕。現像作用はアルカリ性の状態で活性をもつため、酸性液に浸すのである〔〔。停止浴は、現像液を流水で洗い流す水洗でも代用され、カラーリバーサルフィルムの現像方法である「E-6現像」では2分間の水洗を処方している〔PROCESSING SOLUTIONS AND THEIR EFFECTS、コダック 、2011年12月4日閲覧。〕。 カラーフィルムにおいては、ネガ・リバーサルともに第一現像のあとに発色現像を行う〔Langford, p.210; 215–216.〕。白黒リバーサルフィルムにおいては、漂白、再露光を経て第二現像を行いポジに変換する〔Photographic Almanac, 1956, p. 149–155〕。 市販の現像液は、現像主薬を中心に、現像保恒剤、現像促進剤、現像抑制剤等を混合した溶液を製造販売しているものである〔〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「現像液」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Photographic developer 」があります。 スポンサード リンク
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