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現存天守(げんそんてんしゅ)とは、日本の城の天守のうち、江戸時代またはそれ以前に建設され、現代まで保存されている天守のことである。これ以外に存在する天守には、復元天守、復興天守、模擬天守がある。 == 概要 == 現存天守は必ずしも創建当時の建物をそのまま保存されているものということではなく、 * 修復などを繰り返しつつ、ほぼ創建当時のままを維持してきたもの(姫路城・彦根城) * 現存天守が在籍していた城が存城であった当時に再建、改築されたものがほぼそのまま残っているもの(犬山城・松本城・高知城・松江城など) * 付属する一部の建物を焼失または改築されたもの(宇和島城) * 明治維新以降に保存されるまでの経緯で付属する建物を撤去、または損失したことにより主に主体のみが保存されることになったもの(備中松山城・松山城・弘前城・丸亀城など) * 損失したが遺材を組み直して再建されたもの(丸岡城) などである。またこの括りには存城当時、御三階櫓などと呼ばれていた櫓で「事実上の天守」も含まれている。また、西ヶ谷恭弘のように熊本城宇土櫓と大洲城台所櫓・高欄櫓を小天守と位置づけて現存天守とすることもある〔西ヶ谷恭弘『ポケット図鑑 日本の城』主婦の友社、1995年〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「現存天守」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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