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ideal gas =========================== ・ 理 : [り] 【名詞】 1. reason ・ 理想 : [りそう] 【名詞】 1. ideal ・ 想 : [そう] 【名詞】 1. conception 2. idea 3. thought ・ 気 : [げ, き] 1. (suf) (uk) seeming 2. giving the appearance of 3. giving one the feeling of ・ 気体 : [きたい] 【名詞】 1. vapour 2. vapor 3. gas
理想気体(りそうきたい、)または完全気体(かんぜんきたい、)とは、圧力が温度と体積の逆数(密度)に比例し、内部エネルギーが温度に比例するような気体の理論モデルである。 統計力学においては、気体の構成粒子(分子や原子など)の体積と、構成粒子間の相互作用をともに無視できるとした系として再現される。 実際にはどんな気体分子にも体積があり、分子間力も働いているので理想気体とは若干異なる性質を持つ。そのような理想気体でない気体は実在気体と呼ばれる。実在気体も、低圧で高温の状態では理想気体に近い振る舞いをする。標準状態では多くの実在気体は理想気体とみなしてよい。 == 状態方程式 == 温度 T、体積 V、物質量 N の平衡状態における、理想気体の圧力 p は で表される。 ここで、比例係数 R は気体定数と呼ばれている。 物質量をSI単位のモルで量った場合は、気体定数は気体の種類によらない普遍定数となる。 モルで量った時の気体定数は特にモル気体定数と呼ばれる。 また、統計力学において、気体の構成粒子の存在を前提とする場合に、物質量を粒子数で量った場合には比例定数は記号 k で表され、ボルツマン定数と呼ばれる〔SIにおいて、モルで量る物質量には次元を与えられるが、粒子数は無次元量として扱われるので、モル気体定数 R とボルツマン定数 k の次元は異なる。具体的にはアボガドロ定数を掛けた分だけ異なる。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「理想気体」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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