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琉球石灰岩(りゅうきゅうせっかいがん)は、南西諸島に広く分布する石灰岩の地層。更新世にサンゴ礁のはたらきで形成された。1925年(大正14年)に矢部長克と半沢正四郎によって命名された。 ==分布== 南西諸島中部から南部にかけて広く分布しており、特に沖縄県においては土地の約30パーセントを占めている。最大の厚さは150メートルにもなる。 ;琉球石灰岩が露出する地域 鹿児島県 :宝島(分布の北限)、喜界島、沖永良部島、与論島 沖縄県 :伊江島、瀬底島、古宇利島、津堅島、粟国島、沖縄島中南部 :北大東島、南大東島 :宮古島、伊良部島、多良間島、水納島 :石垣島南部、竹富島、黒島、波照間島 サンゴ礁は浅い海で形成されるため琉球石灰岩地層が存在する場所は形成時に海水面付近であったことを示しており、南西諸島で起きた地殻変動の影響を知るための指標の一つになっている。例えば沖縄島と久米島の間にある慶良間諸島付近では海面下80m付近に琉球石灰岩の地層があり、この付近で沈降が起きたことを示している〔沖縄地学会編 『日曜の地学14 沖縄の島じまをめぐって』 築地書館、1997年、ISBN 4-8067-1033-4。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「琉球石灰岩」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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