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琉球電力公社(りゅうきゅうでんりょくこうしゃ、Ryukyu Electric Power Corporation)とは、米国民政府布令に基づく公社で、沖縄電力株式会社の前身の組織である。 ==概要== 従来は民間・米軍ともに、発電機を利用して細々と電気の需要をまかなっていた。この状況を打開すべく、米軍は浦添村(現、浦添市)牧港に牧港火力発電所を建設することになった。これにより、米軍の需要は全て満たされることになり、余剰の電力を民間にも供給することになった。 1954年に米国民政府は牧港火力発電所から発電した電力を供給する機関として「琉球電力公社」を設立し、発電と送電業務を担当することになった。なお、配電業務は民営の配電会社が行うことになっていた。 その後急速に電力需要が高まったため、アメリカ製の発電船を導入し急場をしのぐ一方、新しい発電所の建設を進めた。そして1965年に念願の金武火力発電所が完成した。 これを機に、これまで米軍に委託していた電力系統の管理を全面的に担うことになった。 1972年5月15日の日本復帰に伴い解散し、日本政府および沖縄県出資による特殊法人の沖縄電力株式会社(後に民営化)に引き継がれた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「琉球電力公社」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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