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琵音 ( リダイレクト:アルペッジョ ) : ウィキペディア日本語版
アルペッジョ[おと, ね]

アルペッジョあるいはアルペジオ () とは、和音を構成する音を一音ずつ低いものから(または、高いものから)順番に弾いていくことで、リズム感や深みを演出する演奏方法。日本においては順番に弾くことだけではなく、コードを抑えた状態で弦を一本ずつ弾く事全般を言う場合もある。「ハープ()を演奏する」という意味のイタリア語 "arpeggiare" を語源としている〔『標準音楽辞典』音楽之友社、1966年〕
。余韻の長い鍵盤楽器撥弦楽器などで効果を発揮し、管楽器ではほとんど使用されない。琵音(びおん)ともいうらしい。
==概要==
アルペッジョは分散和音の一種であるが、発声が上昇もしくは下降の音高順に発音され(例:ドミソド)、ランダム発声や同音反復を含むパターン(例:ドソミソ)はこれに該当しない。ただし、日本においては「分散和音」と「アルペッジョ」は厳密に区別されることなく使用されることがある。
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アルペッジョの指定は譜例の1段目の2小節目のような波線や、音符の上部にと書くことで行われる。実際の演奏においては、譜例のように、初音を記譜位置に合わせ全和音の演鳴は遅らせる奏法と、初音を前倒して記譜位置に最終音(全和音)を鳴らす奏法の両者が認められている。
ギター奏法におけるアルペッジョとは、コードを構成する音をひとつひとつ弾いていく奏法である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アルペッジョ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Arpeggio 」があります。




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