翻訳と辞書 |
瑞鶴 ( リダイレクト:瑞鶴 (空母) ) : ウィキペディア日本語版 | 瑞鶴 (空母)[ずいかく]
瑞鶴(ずいかく/ずゐかく/ズヰカク)は、大日本帝国海軍の航空母艦〔#達昭和14年9月p.19『達第百六十號 株式會社川崎造船所ニ於テ建造中ノ航空母艦一隻ニ左ノ通命名セラル 昭和十四年九月三十日 海軍大臣 吉田善吾 航空母艦 瑞鶴(ズヰカク)』。「ズイカク」とタイプされた物の「イ」に斜線を入れて手書きで「ヰ」に直されている。〕。 == 概要 == 軍艦 瑞鶴は翔鶴型航空母艦の2番艦〔#内令昭和18年9月(6)p.24『内令第千九百八十五號 艦艇類別等級表中左ノ通改正ス 昭和十八年九月二十五日 海軍大臣 嶋田繁太郎|軍艦、航空母艦ノ項ヲ左ノ如ク改正ス 鳳翔、赤城、加賀、龍驤、蒼龍、飛龍|翔鶴型|翔鶴、瑞鶴|瑞鳳型|瑞鳳、龍鳳|隼鷹型|隼鷹、飛鷹|大鷹型|大鷹、雲鷹、冲鷹|大鳳型|大鳳|雲龍型|雲龍、天城』〕。マル3計画において、大和型戦艦(大和、武蔵)と同時期に建造された。太平洋戦争では、真珠湾攻撃、珊瑚海海戦、第二次ソロモン海戦、南太平洋海戦、い号作戦(航空隊のみ参加)、ろ号作戦(航空隊のみ参加)、マリアナ沖海戦等の海戦に参加、姉妹艦の翔鶴と共に日本海軍の主力艦として活躍した〔#続海軍くろしお236頁『翔鶴の余栄』〕。そして迎えた1944年(昭和19年)10月下旬のレイテ沖海戦に栗田艦隊のレイテ湾突入を支援する「囮部隊」として参加、10月25日のエンガノ岬沖海戦においてアメリカ軍機動部隊艦載機の攻撃により沈没した。翔鶴と対照的に、瑞鶴はマリアナ沖海戦まで一発も被弾しなかった幸運艦でもあった〔#造艦テクノロジーの戦い134-135頁『幸運の神』〕〔#続海軍くろしお202-203頁(福地周夫翔鶴運用長は「海軍軍人としての立場からいうと、瑞鶴が運がよかったとばかりは思わない。翔鶴の方が武運に恵まれ幸運だった」と回想している)〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「瑞鶴 (空母)」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Japanese aircraft carrier Zuikaku 」があります。
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|