|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 環 : [わ, かん] 【名詞】 1. circle 2. ring 3. link 4. wheel 5. hoop 6. loop ・ 環境 : [かんきょう] 【名詞】 1. environment 2. circumstance ・ 環境省 : [かんきょうしょう] (n) Ministry of the Environment ・ 境 : [さかい] 【名詞】 1. border 2. boundary 3. mental state
レッドリスト(〔)とは、国際自然保護連合(IUCN)が作成した絶滅のおそれのある野生生物のリスト〔編集部「レッド・リスト 」『日本大百科全書(ニッポニカ)』小学館、1984〜1994年(コトバンク 。2015年5月18日閲覧。)〕。正式には The IUCN Red List of Threatened Speciesという〔International Union for Conservation of Nature and Natural Resources "The IUCN Red List of Threatened Species. Version 2014.3." 〕。2015年5月現在で、最新のバージョンは2014年版〔。 また、日本では環境省が作成した「絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト」も、レッドリストと呼ばれる〔環境省『報道発表資料 第4次レッドリストの公表について(お知らせ) 』、2012年8月28日。〕。 == 概要 == 最初のIUCN版レッドリストは、1966年に作成された〔国際自然保護連合編「IUCNレッドリストの歴史」『IUCNレッドリスト 世界の絶滅危惧生物図鑑』岩槻邦男・太田英利訳、丸善出版、2014年1月25日、xiii-ix頁、ISBN 978-4-621-08764-0。 〕。しかし、それ以前からレッドリストの作成に関する動きはあり、1940年代に哺乳類や鳥類の個体数の減少の報告が、1950年代にはIUCNが絶滅の危機のある野生生物をカード化して整理を始めた〔。これがレッドリストの先駆けである。そして、上述のように、1966年にノエル・シモン編『レッドデータブック第1巻「哺乳類」』〔Simon, Noel, "Red data book. Volume 1. Mammalia, a compilation." IUCN, 1966. 〕及びジェイムス・フィッシャー、ジャック・ビンセント編『第2巻「鳥類」』〔Vincent, Jack, Simon, Noel, "Red data book. Volume 2. Aves." IUCN, 1966. 〕が発表された〔。その後、1968年にレネ・ホネッガー編『第3巻「爬虫類と両生類」』、1970年にロナルド・メルビーユ編『第5巻「種子植物」』〔Melville, Ronald, "Red data book. Volume 5. Angiospermae, a compilation." IUCN, 1970. 〕、1977年にロバート・ミラー編『第4巻「淡水魚」』〔Miller, Robert Rush, "Red data book. Volume 4. Pisces : freshwater fishes." IUCN, 1979. 〕が次々と発表された〔。これらは、更新の便からルーズリーフ形式が採用されている〔。 その後、1970年代から1980年代にかけて、レッドリストの更新や新たな分類群のレッドリストの作成が進められ〔詳細は、Historical IUCN Red Data Books and Red Lists を参照。〕、1986年に"1986 IUCN red list of threatened animals"と呼ばれる「本」の形式で出版され〔〔"1986 IUCN red list of threatened animals." IUCN, 1986. 〕、2000年にはインターネットを通じて提供されるようになった〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「レッドリスト」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 IUCN Red List 」があります。 スポンサード リンク
|