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甘利山(あまりやま)は、山梨県韮崎市と南アルプス市との境界にある標高約1,731m〔各種サイト等には標高1731mとあるが、国土地理院発行2万5千分1地形図には山頂付近に1740mを示す等高線が記載されていることから、この山の最高地点標高は1740m以上1750m未満である。なお標高1672mとする案内もあるが、これは甘利山東側に隣接する無名峰にある三角点(三等三角点、点名『絶頂』標高1671.54m)の標高である。〕の山である。 南アルプスの支稜鳳凰山東側山腹に位置する。 == 概要 == 韮崎市西部にそびえ立つ鳳凰山の東側斜面にある小さなピークである。尾根上にある小さなコブであるため、独立峰とは異なり麓の甲府盆地から望むと山というよりも山腹にしか見えない。それにもかかわらず山梨百名山に選定されるなど甘利山の名が知られているのは、例年6月に咲く大規模なレンゲツツジの群生地があるためで、山頂付近まで山梨県道613号甘利山公園線が通じていることから、アプローチも比較的容易でシーズン中は大勢のハイカーで賑わう。 近世には入会地として利用され、山論も発生している。 甘利山にはスキー場跡地があり、韮崎町(当時)に住む山寺巌と、当時甘利山の入り口に住む小林三郎と共に甘利山中腹を利用し、スキーが行えるように下草刈をし、スキー場として開拓した。30年期には韮崎高等学校で活躍した選手らや、韮崎市出身の有機化学者、大村智などを山寺巌が教え、現地にてスキー大会や講習会を行うまでになった。 現在ではスキー場跡地として存在しており、その場所には山寺巌の石碑が、スキーのブーツと共に建っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「甘利山」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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