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生姜糖(しょうがとう)は、生姜と砂糖を主原料とする菓子。 その製法から、次の二つに大別される。 #生姜の絞り汁に砂糖水を加えて煮詰め、型に入れ固めた物。生姜板。 #生姜を薄切りにして砂糖漬けした物。 本稿では、1について述べる。 生姜糖は、歴史的にみて和菓子の一種であり、金花糖と類似性がある。 全国各地で生産されているが、著名な産地は、伊勢(三重県伊勢市)と出雲(島根県出雲市)である。 類似した製法の菓子にはハッカ糖(薄荷糖)がある。 == 伊勢の生姜糖 == 伊勢の生姜糖の起源は、江戸時代に遡るが延宝年間又は寛政年間という説があり明らかではない。 元来は、神宮(伊勢神宮)への神饌の一つであったと伝えられる。 伊勢参りの土産品として日持ちのする生姜糖が重宝され、「伊勢の生姜糖」として全国に普及した。 旅行時間が短縮され保存技術が発達した現代でも伊勢土産の定番の一つである。 現在、数軒で製造販売されているが、江戸時代に遡る事の出来る店は無い。 現存店で最古の歴史を持つのが内宮前で営業している岩戸屋で、1910年(明治43年)に製造開始している。 同店の生姜糖は、剣菱型(縦長の六角形)で、神宮大麻(伊勢神宮のお札)を模した物である。 基本的には、白色(生姜のみ)だが、桃色(ニッキ入り)と抹茶色(抹茶入り)もあり、3色を組み合わせて夫婦岩の日出を表現している物もある。 小豆入り、長方形の物や割れた物もある。(当然の事ながら割れたものは割安) 大正年間創業の二光堂の一角には、まちかど博物館として生姜糖博物館が開設されている。 型やラベル等が展示されている。入場無料。年中無休。開設時間9:00~16:00。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「生姜糖」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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