|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 生 : [せい, なま] 1. (adj-na,n,adj-no) (1) draft (beer) 2. draught 3. (2) raw 4. unprocessed ・ 生徒 : [せいと] 【名詞】 1. pupil ・ 生徒会 : [せいとかい] (n) student council ・ 徒 : [と] 【名詞】 1. party 2. set 3. gang ・ 会 : [かい] 1. (n,n-suf,vs) meeting 2. assembly 3. party 4. association 5. club ・ 探偵 : [たんてい] 1. (n,vs) detective work ・ 偵 : [てい] (n) spy
『生徒会探偵キリカ』(せいとかいたんていキリカ)は著者・杉井光、イラスト・ぽんかん⑧による日本のライトノベル。講談社ラノベ文庫の創刊タイトルの1つとして同文庫から刊行されている。 == 概要 == 物語は主人公兼ストーリーの進行役である牧村ひかげとメインヒロインである聖橋キリカ、およびキリカが所属しひかげも加入することになる白樹台学園生徒会総務執行部のメンバーや総務執行部を取り巻く人々により進行していく。学園ものであり、主に学校行事に沿って様々な事件が発生しひかげを始めとするキャラクター陣が動いていくこととなる。主人公のひかげ以外の主要登場人物はその大半が少女であり、温度差はあれどもそれぞれひかげに対し好意を持っている描写がなされている。またひかげの周囲の主要登場人物は得意分野の違いはあれども総じてハイスペックであり、対して一見さえない風の主人公のひかげも他を驚嘆させる能力を秘め、発揮している。 著者の杉井曰く「巨大学園生徒会もの&高校を舞台とした探偵もの」〔小説第1巻あとがきにおける記述より。〕。杉井は「自分の高校生活の約半分を注いだ生徒会活動はいつか作品で描写してみたいと考えていた」との趣旨で執筆の狙いを述べ、「高校生の探偵の話は既に他社で書いているものの、その作品では最近さっぱり学校に行っていないので高校の話は書けていなかった」とも述べている。杉井はまた、舞台となる白樹台学園の各機関(総務執行部・監査委員会・中央議会等)は自身の出身高校に存在したものをモデルにしていると述べ〔小説第3巻あとがきにおける記述より。〕、作中で描写される学校行事についても同様であるとしている〔小説第4巻あとがきにおける記述より。〕。 本作についての評価としては、新聞(地方紙)書評欄において本作が取り上げられており「少年向けの青春小説の第一人者として活躍する著者による、ミステリータッチの学園ラブコメディー」として紹介されている〔北日本新聞 2012年6月17日付書評欄「今が旬」〕。また、漫画版連載開始を紹介した記事においては、本作は「変わり者が集う生徒会を舞台にした学園ラブコメ」と評されている。さらに、「引きこもりのヒロインが不器用な形で自らのレゾン・デートルを学園という世界に問いかける姿が切ない。作者のテイストを踏まえつつ新境地を開く本作に期待」「総務執行部の女性陣3人のボケにツッコミを入れ続ける主人公という構図のテンポがよい」との趣旨で本作は評されてもいる〔『このライトノベルがすごい!2013』(宝島社)p.128. および『このライトノベルがすごい!2014』p.119.〕。講談社ラノベ文庫編集者へのインタビュー記事においては、「キャッチフレーズ『ハイテンション学園ラブコメ・ミステリー』のとおり、テンポ良い会話のやりとりと謎解き的な面白さが本作の魅力」との趣旨で語られている。 メディアミックス展開としては、漫画版が『月刊少年シリウス』(講談社)にて2012年6月号より2015年5月号→Web漫画ページ『水曜日のシリウス』にて2015年4月23日よりYUIの作画で連載、シリウスKCより刊行中である。2014年4月から2015年5月まで『水曜日のシリウス』にて、スピンオフ漫画『生徒会探偵キリカたちの日常』が福田直叶の作画にて連載された。また海外においては、尖端出版(台湾)より小説翻訳版が2012年11月より刊行されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「生徒会探偵キリカ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|