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生物偵察車(せいぶつていさつしゃ)は、生物兵器により汚染された地域を偵察する事を目的とした、トラック型の装輪偵察車両である。 == 概要 == 陸上自衛隊の化学科が装備しており、全国の特殊武器防護隊に主に配備されている。 陸上自衛隊は核兵器・化学兵器により汚染された地域を偵察する車両として化学防護車を保有しているが、生物兵器により汚染された地域を偵察する為の車両などの装備は保有していなかった。 しかし、生物兵器の世界的な拡散や、生物剤の広域感染・無差別殺傷性が脅威として懸念されていた事から、生物兵器に対処する為の装備を導入する事となった。その一つとして導入されたのが生物偵察車であり、73式大型トラックの荷台にスミス・ディテクション社製の、生物剤雲(エアロゾル)の検知及び、炭疽菌や天然痘ウイルスといった主要な生物剤の識別を行う装置を搭載した車両である。 原型車の73式大型トラックではキャビンの屋根は幌になっているが、本車は金属製屋根に改造されている。 2004年度から2007年にかけて調達され〔需品・化学器材の調達及び開発の現状 平成23年6月23日 防衛省経理装備局艦船武器課 〕、価格は1両あたり3億9千万円(2004年度)から4億8千万円(2006年度)〔生物偵察車も「高値買い」 山田洋行の子会社から3億3千万、予算超す 中日新聞 2007年11月23日号 〕 後継車として、化学防護車と生物偵察車を一本化してNBC兵器対処能力を高めたNBC偵察車が平成22年度から調達されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「生物偵察車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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