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田中 文雄(たなか ふみお、1941年9月22日 - 2009年4月12日)は、日本の映画プロデューサー、小説家(ファンタジー作家、ホラー作家、ミステリ作家、架空戦記作家)。東京府出身。小説の執筆では、滝原 満(たきはら みつる)、草薙 圭一郎(くさなぎ けいいちろう)という名義も使用した。 == 略歴 == 1964年、早稲田大学政治経済学部卒業。在学中は、「ワセダミステリクラブ」に参加していた。在学中の1963年、『宝石』(1963年10号 臨時増刊 38年度新人中篇力作10人集)に短編「白い翼の郷」が掲載された。 大学を卒業し、同年4月1日、東宝撮影所文芸部に入社。1971年に柴山胖常務取締役に誘われ東宝テレビ部に移籍。その後映像調整部長となった瀬戸勇に誘われ映像調整部に移籍。“血を吸う”シリーズなど、ホラー・SFを中心としたプロデューサーとして活躍。 1974年には田中友幸に誘われ東宝映像美術に移籍し、その間に「夏の旅人」が『SFマガジン』の「SF三大コンテスト小説部門」(のちのハヤカワ・SFコンテスト)に佳作入選。1975年に東宝映画に移籍、1976年には短編ミステリ「さすらい」(滝原満名義)が第1回幻影城新人賞の佳作となった(この回の入選は村岡圭三、もう1人の佳作は泡坂妻夫)。 1981年にヒロイック・ファンタジー作品「大魔界」シリーズの第1作『竜神戦士ハンニバル』を刊行し、本格的な作家活動を開始する。「大魔界」シリーズを継続して書きつぐ一方で、並行してホラー小説を多数執筆。1984年に契約者となり、1986年に作家専業となる〔『甦る「幻影城」 1』(角川書店、1997年)の著者紹介参照〕。 晩年は、田中文雄名義では主に「異形コレクション」シリーズにホラー短編を執筆。また「草薙圭一郎」名義を用いて、架空戦記、時代小説を多数執筆していた。 2008年12月、『幻影城の時代 完全版』(講談社)に短編「走屍の山(カンキシのやま)」を発表。2009年4月12日、脳出血のため67歳で死去。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「田中文雄」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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