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田中美一 : ミニ英和和英辞書
田中美一[たなか よしかず]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [た]
 【名詞】 1. rice field 
: [なか]
 【名詞】 1. inside 2. middle 3. among 
: [び]
  1. (n,n-suf) beauty 
: [いち]
  1. (num) one 

田中美一 : ウィキペディア日本語版
田中美一[たなか よしかず]
田中 美一(たなか よしかず、1938年 - 2012年2月23日)は、神奈川県横浜市出身のアマチュア野球審判員六大学野球都市対抗野球大会夏の甲子園などの大試合で球審を任され、「ミスター球審」と呼ばれた〔「第68回都市対抗野球 最高の決勝を演出 「ミスター球審」健在--田中美一さん」、毎日新聞 東京朝刊、1997年7月29日、30頁。〕。
== 経歴 ==
小学4年生の時から野球を始め、中学、神奈川県立希望ヶ丘高等学校時代は投手だった〔「この人 アトランタ五輪野球審判員 田中美一さん」、中国新聞 朝刊、1996年7月22日。〕。高校時代は投手・4番で2、3年次に県ベスト4という活躍を見せる〔「アトランタ五輪で「最高のジャッジを」 日本野球連盟、横浜の田中さん」、産経新聞 東京夕刊、1996年7月9日、3頁。〕。
立教大学に進むも、1年から2年に上がる春のキャンプで他の選手の打球を右足首に受けて骨折〔。その後は伸び悩み、リーグ戦で投げることはできなかった〔。日本通運浦和に就職後、捕手に転向〔「田中美一さん アトランタ五輪で野球の審判(顔・かお) /神奈川」、朝日新聞 東京地方版/神奈川、朝刊、1996年6月8日。〕し、4年で社会人野球を辞めた後は横浜市にある実家の材木店を継いだ〔。
その後は野球を離れていたが、7年後の1970年に立教大学の先輩から、六大学野球の審判員に欠員が出た〔ため、神宮球場で審判をしてほしいという誘いがあり、受託〔。その後、高校野球、社会人野球でも審判を務めるようになる。
1988年、国際野球連盟の国際審判員の資格を取り、世界選手権などでも審判を務めた〔。独学で英語スペイン語を習得する〔。
福岡ユニバーシアード第18回アジア野球選手権大会でチーフを務めて力量が高く評価されたことにより、1996年2月7日、国際野球連盟の1995年度最優秀審判(アンパイア・オブ・ザ・イヤー)に日本人で初めて選出された〔「野球 最優秀審判に田中美一氏を選出--国際野球連盟」、毎日新聞 東京朝刊、1996年2月8日、21頁。〕〔「[グリーンプラザ]崇高な精神に手薄い対応」、読売新聞 東京夕刊、1996年2月9日、3頁。〕〔「奇跡の背景にあったもの 球審・田中美一氏のもう一つの「奇跡」」、DVD映像で甦る高校野球不滅の名勝負Vol.6『矢野勝嗣が「奇跡のバックホーム」。夏将軍・松山商27年ぶり頂点へ。』、ベースボール・マガジン社、2014年12月2日発行・発売、16-17頁。〕。
1996年7月19日から8月4日まで開かれたアトランタオリンピックでは、野球審判員として日本人でただ1人だけ選ばれた〔〔〔〔「アトランタ五輪 夢の五輪で正確ジャッジ 野球審判で参加27年目の田中さん」、読売新聞 東京夕刊、1996年7月16日、3頁。〕。日本人で野球審判員に選ばれたのは、ソウルオリンピックバルセロナオリンピックに参加した布施勝久に続いて2人目である〔「シドニー五輪あす開幕 日本ただ1人の野球審判員・小山さん=神奈川」、読売新聞 東京朝刊、2000年9月14日、35頁。〕。
1999年から2000年には日本野球連盟規則・審判専門委員長を務めた〔「訃報:田中美一さん 74歳=日本野球連盟参与」、毎日新聞 2012年2月25日 東京朝刊、21頁。〕。
2012年2月23日、心不全のため死亡、74歳没〔〔「田中美一さん死去」、朝日新聞 東京朝刊、2012年2月24日、24頁。〕〔「[訃報]田中美一氏 74歳 元アマチュア野球審判」、スポーツニッポン、2012年2月24日、6頁。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「田中美一」の詳細全文を読む




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