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田中芳樹 : ミニ英和和英辞書
田中芳樹[たなか よしき]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [た]
 【名詞】 1. rice field 
: [なか]
 【名詞】 1. inside 2. middle 3. among 

田中芳樹 : ウィキペディア日本語版
田中芳樹[たなか よしき]

田中 芳樹(たなか よしき、1952年10月22日 - )は日本作家。本名は田中美樹(たなかよしき)。日本SF作家クラブに所属している。
== 来歴 ==
熊本県本渡市(現天草市)出身。1歳のころ熊本市に移住〔熊本日日新聞 1998年7月8日 夕刊 7頁〕。熊本市立黒髪小学校〔熊本日日新聞 1992年1月19日 3頁〕、熊本市立桜山中学校〔、熊本商科大学付属高等学校〔を経て、学習院大学文学部・国文学科卒業、同大学大学院博士課程(国文学)修了。代表作は『銀河英雄伝説』『創竜伝』『アルスラーン戦記』の三長編。スペースオペラからファンタジー、現代を舞台とした小説、南北朝時代以降から南宋付近までの中国を舞台とした小説を発表している。
1978年李家 豊(りのいえ ゆたか)名義で応募した『緑の草原に…』で雑誌『幻影城』の第三回幻影城新人賞(小説部門)を受賞し、作家としてデビューした。1981年には、初の長編『白夜の弔鐘』を発表。冷戦下の日本の小説にしては珍しく、旧ソ連側、KGBが善玉になっている。
1982年から田中芳樹名義で、スペース・オペラと歴史小説とを融合した作品『銀河英雄伝説』シリーズを発表し、一躍人気作家となる。同作品は1988年星雲賞日本長編部門を受賞した。『銀河英雄伝説』はアニメ化、ゲーム化され、発表後30年以上経った現在でも根強い人気を保っている。『創竜伝』や『アルスラーン戦記』などの長編のシリーズを発表する一方、『アップフェルラント物語』などの冒険小説やミステリ小説、『風よ、万里を翔けよ』などの中国物小説を単発で発表してもいる。
遅筆で有名な作家でもあり、第1巻の初刊行より15年以上経過しているにもかかわらず未だ完結していないシリーズ作品が多数存在し、自らの手で完全に完結させたシリーズは『マヴァール年代記』『夏の魔術シリーズ』『タイタニア』程度である〔ただし『銀河英雄伝説』については、6巻まで刊行する予定だった外伝(巻同士の直接の関係はない)については中断しているものの、本編は10巻をもって終了しており、完結しているとも解釈できる。一方で『夏の魔術シリーズ』については、最新刊『春の魔術』(講談社ノベルス版)の表表紙カバーで「今後続巻を書くことがあるかもしれない」という意味の作者メッセージが存在する。〕。これについては、作家としての刊行ペースそのものは年平均1~2冊と普通であり(ただし、同ジャンルでシリーズ物を手がける作家として寡作である)、また他の作家にもシリーズ中断作品が数多くある中、田中芳樹の場合だけ殊更問題とするのはおかしいとする擁護意見もある。
最近では、『自転地球儀世界』『KLAN』『灼熱の竜騎兵』など、1〜2巻だけ発表した後長期間放置していたシリーズの続編を、田中自身は原案に退き他の(若手)作家に執筆を任せることも多い。ただし、この形態が導入されているシリーズ作品でも続巻が中途で途絶えているものがほとんどで、シリーズ完結までに至っているのは『KLAN』のみである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「田中芳樹」の詳細全文を読む




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