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田切(たぎり)とは、日本の地形または地形を由来とする地名さらに人名。地名としては日本各地に存在する。由来は、「滾る」(たぎる)であり、傾斜地を流れる河川において、両側が崖状になっている場所を水が激しく流れる様子のことをいう。地形としては、扇状地などの緩斜面や台地が、河川により深く侵食された結果、河床の低地や急崖によって分断されたものを言う。 ==田切の例== ===長野県=== 長野県伊那地方は田切地形・地名の最も顕著な例であり、天竜川の河岸段丘や断層崖を横断するように、天竜川の各支流(太田切川、中田切川、与田切川など)が流れ、段丘面を激しく侵食し田切地形を作っている。河川と段丘面の高低差は50m以上と断崖を形成する場所もある。このため鉄道(JR飯田線)や主要道路(国道153号)は、このような田切を横断する箇所では、数100mほど上流側へ迂回するカーブを描いて傾斜を緩めるコースをとっている。なお、長野県佐久地域でも、浅間山の火山灰地帯を湯川などが侵食した田切地形が数多くみられる。また、田切由来の「小田切」などの地名や苗字などもある〔『佐久市志民俗編上』全1706頁中3頁発行者長野県佐久市 平成2年2月20日発行〕。 ===東京都=== 高低差がさほどきつくない東京都目黒区祐天寺駅付近にもかつて町名として存在していた。現在は、田切公園という公園名でのみ名を残す。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「田切」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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