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田 文炳(でん ぶんぺい)は中華民国の軍人。中華民国臨時政府、南京国民政府(汪兆銘政権)の要人。字は仲韜。 == 事績 == 陸軍特別軍官学堂を卒業後、直隷派の斉燮元配下となり、蘇浙巡閲使署上校参謀に任命された。後に、安徽省清郷総弁皖北道尹に異動している。 日中戦争勃発後、斉燮元とともに中華民国臨時政府に参加する。治安部部長となった斉の下で、田文炳は1938年(民国27年)9月、治安部保衛局少将局長に任ぜられた。 臨時政府が汪兆銘(汪精衛)の南京国民政府に合流すると、斉は華北政務委員会治安総署督弁に任ぜられ、田もそれに従い、治安総署軍諮局局長に異動した。斉が華北綏靖軍総司令部司令に就任すると、田はやはりその下で、治安第9集団軍中将司令に任ぜられた。1943年(民国32年)3月1日、田は陳静斎の後任として河南省長に任命され〔「北支省長更迭 現役将軍を任命」『朝日新聞』(東京)昭和18年(1943年)3月3日、2面。〕、翌年5月までその地位に在った。 田文炳は、日中戦争が終結する以前に死去したが、具体的な時期は不詳である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「田文炳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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