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田渕幸一 : ミニ英和和英辞書
田渕幸一[た]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [た]
 【名詞】 1. rice field 
: [さち]
 【名詞】 1. happiness 2. wish 3. fortune 
: [いち]
  1. (num) one 

田渕幸一 ( リダイレクト:田淵幸一 ) : ウィキペディア日本語版
田淵幸一[たぶち こういち]

田淵 幸一(たぶち こういち、1946年9月24日 - )は、東京都豊島区出身の元プロ野球選手捕手内野手)・指導者(監督コーチ)、野球解説者阪神タイガースOB会会長(第6代)。
株式会社タブチエンタープライズ所属(生島企画室にも業務提携で在籍)。ニックネームは「ブチ」「ブッちゃん」「タブタ」「オッサン(東尾修が使用)」。3代目ミスタータイガースとも称される。
現役時代は阪神タイガースの主砲として活躍し、に移籍した西武ライオンズではチームの2年連続リーグ優勝・日本一に貢献した。引退後はダイエー監督、阪神・楽天のコーチを歴任。また、北京オリンピック野球日本代表ヘッド兼打撃コーチも務めた。
== 経歴 ==

=== プロ入り前 ===
父親が毎日新聞社に勤めていたこともあり、裕福な家庭で生まれ育った〔[虎四ミーティング~限界への挑戦記~]田淵幸一さん(野球解説者)<前編>「江夏に鍛えられたキャッチング」 現代ビジネス〕。両親と姉の4人家族。豊島区立高田中学校在学中に野球を始め、2年生には五番打者となる。
法政大学第一高等学校に進学。1年生時の秋季東京大会では正捕手として準決勝に進出するが、日大一高に7回日没コールド負け、翌年春の甲子園出場を逃す。3年生時のには夏の甲子園東京都大会準々決勝まで進むが、日大二高に9回サヨナラ負け、甲子園には届かなかった。
法政大学経済学部に進学し、、1年生の春から東京六大学野球リーグに出場。同年にはマニラで開催された第6回アジア野球選手権大会日本代表(東京六大学選抜チームが派遣された)に選出され、日本の優勝に貢献した。この時の正捕手は早大大塚弥寿男だったが、2年後の同大会では中心打者として完全優勝を飾っている。山中正竹らとバッテリーを組み、在学中3度のリーグ優勝を経験。リーグ通算97試合出場、342打数94安打、打率.275、78打点。ベストナイン3回選出。山本浩二富田勝と共に「法政三羽烏」と呼ばれ、3年生の春にそれまでの本塁打リーグ通算記録(8本)を早々と更新、通算で22本塁打まで伸ばし、1997年慶応大学高橋由伸(現・巨人)に破られるまでリーグ記録だった(なお、高橋に新記録となる23本目の本塁打を打たれた投手が、田淵の母校・法政大学所属で後にプロでも田淵と同じ阪神に入団することになる安藤優也(現・阪神)であり、安藤は法政大学野球部の新年会で田淵に「お前、とんでもないことをしてくれたな」と言われ、以後安藤は田淵への謝罪を込めてお中元お歳暮を贈っているという)。
1968年のドラフト1位で阪神タイガースに入団。ドラフト会議前には巨人の指名が確実視され本人もそれを望んでいたとされたが、山本浩二〔や関西出身の富田を指名すると噂されていた阪神が、「在京ならまだしも関西球団はちょっと…」〔という田淵を1位指名した。ドラフト前に巨人関係者と会食し、「君には背番号2を用意している」と言われ感激したが、ドラフト指名がこのような結果になってしまい、落胆した〔田淵幸一の歴史 〕。一方、諦めきれない巨人側も、田淵を一度阪神に入団させ後に巨人へ移籍させる「三角トレード」を提案、また密かに田淵との会談を画策したが、阪神側はトレードを拒否。巨人入りが絶望的となり田淵は阪神と契約した〔【11月12日】1968年(昭43) 田淵、山田、東尾…史上最強のドラ1組は交渉も難航 〕。
ドラフト指名後の記者会見で、母親が田淵を「ぼくちゃん」と呼んでいることが発覚して記者たちの度肝を抜いた。大阪へ出発する東京駅では、号泣する母親に記者たちが「まるで出征兵士やな」と失笑を買った。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「田淵幸一」の詳細全文を読む




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