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田瀬ダム(たせダム)は岩手県花巻市、一級河川・北上川水系猿ヶ石(さるがいし)川に建設されたダムである。 国土交通省東北地方整備局が管理する高さ81.5メートルの重力式コンクリートダム。国土交通省直轄ダムとしては日本で最初に施工が開始されたダムである。北上川水系の治水および灌漑、水力発電を目的に北上川上流改修計画により立案された北上川五大ダム計画の一つとして建設された多目的ダム。ダムによって形成された人造湖・田瀬湖(たせこ)は北上川水系最大規模の人造湖であり、地域のレクリェーションスポットとして活用され財団法人ダム水源地環境整備センターからダム湖百選の一つに選定されている。 == 地理 == 田瀬ダムが建設された猿ヶ石川は岩手県内における北上川水系の主要な支流である。早池峰山の南方に隣接する薬師岳を源に発し、南へ流路を取り遠野市を流れ来内川を合流させる。その後は概ね西に流路を変え、田瀬ダムを通過した後国道283号(釜石街道)に沿って流れ、花巻市内で北上川に合流する。流路延長88.0キロメートル、流域面積は958.1平方キロメートルである。ダムは猿ヶ石川の中流部、遠野盆地から花巻市内に出る間の狭窄部に建設された〔。支流の来内川には岩手県最初の治水ダムである遠野ダムがあり、その下流には遠野第二ダムの建設が進められている。 ダムが完成した当時の所在地は和賀郡谷内村であり〔『北上川上流改訂改修計画』p.3〕、昭和の大合併により和賀郡東和町となったが、平成の大合併に伴って現在は花巻市となっている。ダムの名称は大字である「田瀬」から採られたが、1889年(明治22年)の町村制施行で谷内村が成立する以前には田瀬村という名称の村が存在していた〔詳細は東和町 (岩手県)の項目を参照。〕。なお田瀬湖の一部は遠野市にも掛かっているが、この地域は平成の大合併で遠野市に合併する前は上閉伊郡宮守村であった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「田瀬ダム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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