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田畑 ヨシ(たばた ヨシ、1925年1月6日 - )は、日本の岩手県宮古市田老地区出身の津波防災教育活動家。 昭和三陸津波体験をもとに紙芝居「つなみ」を自作し、地区内外の児童に講演で津波の恐怖を語り続け、地域の防災教育に貢献してきた。東日本大震災を機に、30年以上にわたる彼女の地道な啓発活動が脚光を浴び、「津波の語り部」として全国的に知られることになった。社団法人・全国海岸協会による「海岸功労者」の2006年度表彰者の1人〔。 == 来歴 == 岩手県田老村(現・宮古市田老地区)に生まれる。幼少時から、かつて明治三陸地震の大津波を体験した祖父より、津波の恐ろしさを毎晩のように言い聞かされながら育った。身をもって津波の恐ろしさを知っていた祖父は、家族以外、特に他の土地からの転居者にも津波のことを語り続けてきた。 1933年、本人が8歳のときに昭和三陸地震が発生。大津波が押し寄せる中、祖父の教え「命てんでんこ」が功を奏し、山の上に避難して生き延びた。周囲には同様に、彼女の祖父の教えにより生き延びたと語る人々が大勢いたことから、言い伝えによる教訓の重要さを認識する〔。 祖父の教えと自身の体験をもとに紙芝居「つなみ」を制作。以来30年以上にもわたり、地域の園児、児童、修学旅行生、観光客たちに紙芝居を聞かるボランティア活動を続け、後世に津波の恐怖と対処方法を訴え続けてきた〔。その活動の模様は、テレビ朝日の『テレメンタリー』などでも取り上げられた。2006年にはその功績を称えられ、社団法人・全国海岸協会により海岸事業の推進・海岸愛護・調査・研究などの功労者へ贈られる「海岸功労者」として表彰された。 2011年には東日本大震災により、人生で2度目の津波を体験。同震災後は岩手の自宅が津波で流されたため、青森県青森市の息子夫婦のもとに身を寄せ、避難生活の中にもかかわらず、同年5月より紙芝居の読み聞かせを再開している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「田畑ヨシ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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