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由義宮 : ミニ英和和英辞書
由義宮[ゆげのみや]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [よし]
 【名詞】 1. reason 2. significance 3. cause 
: [ぎ]
 【名詞】 1. justice 2. righteousness 3. morality 4. honour 5. honor 

由義宮 : ウィキペディア日本語版
由義宮[ゆげのみや]
由義宮(ゆげのみや、ゆげぐう)は、河内国若江郡(現在の大阪府八尾市)にあったとされる離宮奈良時代神護景雲3年(769年)から宝亀元年(770年)頃まで存続。八尾市八尾木北にある由義神社の境内に「由義宮旧址」の石碑が建ち、付近が離宮のあった場所とされているものの、確実な遺構は現在に至るまで発見されていない。
==概要==
称徳天皇はこの地の出身の僧・道鏡を寵愛し、太政大臣禅師さらに法王に任じ、天皇に準じた待遇を与えた。
765年天平神護元年)紀伊行幸に際し、行宮を設けて立ち寄ると、弓削寺に参詣した。769年(神護景雲3年)和気清麻呂宇佐八幡宮神託事件直後、離宮を建て由義宮とした。離宮は道鏡の郷里である若江郡を中心に、高安郡大県郡の広範囲にまたがって設営された。河内国を河内職と改め、特別な行政地域とし、長官に藤原雄田麻呂(後の百川)を河内大夫に任じた。
称徳天皇は770年(神護景雲4年)2月から4月にかけてに由義宮に行幸され、そのときに船連浄足ら帰化人の男女230名余が歌垣を催したと続日本紀に記されている。
しかし、8月に天皇は崩御、道鏡が下野国へ下向した直後に河内職は河内国に戻されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「由義宮」の詳細全文を読む




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