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男木島図書館(おぎじまとしょかん)は、香川県高松市男木町(男木島)にある図書館(私設図書館)。事業主体は特定非営利活動法人男木島図書館〔。2016年2月14日に開館した〔瀬戸内海に浮かぶ男木島(香川県)に古民家を改装して開館予定の「男木島図書館」、開館予定日(2月14日)を発表 カレントアウェアネス、2016年1月15日〕〔開館予定のお知らせと年始に寄せて「本と島と未来へ」 男木島図書館、2016年1月12日〕〔男木島図書館が開館 - 瀬戸内海放送ニュース(Youtube)〕。 == 前史 == === 図書館と地域の事情 === 男木島は瀬戸内海に浮かぶ人口約180人の離島であり、香川県高松市の高松港からフェリーで約40分の距離にある。かつて男木島には図書館がなく、男木コミュニティセンターに蔵書約700冊の高松市図書館男木島分室(図書室)があるのみだった〔。本を読むためには定期便で本土の高松市街地まで行く必要があったため〔「島の図書館は島民の夢 男木島、古民家再生に島外からも助っ人」朝日新聞、2015年11月3日〕、読書の習慣がない住民が多く〔築100年の古民家を図書館に。収蔵10,000冊を目指す「男木島図書館」 離島経済新聞、2015年4月7日〕、「本を読んでいたのは遠い昔のこと」と語る住民もいた〔。また、2010年代に移住してきた若者と旧来の住民を結びつけるための、地域住民が老若男女を問わず交流できる施設の設置も課題だった〔。2014年9月10日には高松市図書館が初めて出張サービスを実施し、住民のリクエストに応じた書籍の貸し出しを行ったり、児童に紙芝居や絵本の読み聞かせを行った〔「男木島、待ってた図書館 『出張』、再開の小学校でも初実施」朝日新聞、2015年9月17日〕〔「本とあなたの懸け橋に 各地の図書館 アイデア競う」毎日新聞 2014年10月3日〕。高松市図書館が42冊の書籍を男木島分室に持ち込み、3か月間は男木島住民が自由に利用できる〔。 男木島は年々人口が減少し、平均年齢が約70歳という〔「ふるさとあしたへ・香川の離島(下)子供の声 校舎に戻る」毎日新聞、2015年8月29日〕高齢化・少子化・過疎化が進んでいた。子どもの数が減ったことで、男木小学校は2008年に、男木中学校は2011年に休校となった〔『島へ。』海風舎 vol.83 2015年10月号〕。ところが瀬戸内国際芸術祭などの影響で、2010年代にはUターン・Iターンの移住者も現れた〔瀬戸内海の離島に図書館を! 大人から子どもまでみんなが学べる場所をつくるため、男木島でクラウドファンディングを実施中 ハフィントン・ポスト〕。2014年から2015年にかけての1年間には26人が他地域から男木島に移住しており、移住者の大半が20代から30代、2015年現在では島民の10%以上が移住者であるという〔〔。2015年にはある移住者が漁師として独り立ちしたため、約20年ぶりに餅まきの行事が行われた〔。島内の学校である高松市立男木小学校および高松市立男木中学校は、2014年4月には移住者の子ども6人を迎えて仮設校舎にて再開している〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「男木島図書館」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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