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町 資将(まち すけまさ)は戦国時代中期の公卿。藤原北家日野流柳原家の流れを汲む町家第4代当主。高辻章長の次男。初名は資雄(すけかつ)。 == 経歴 == 早くからすでに死去していた外祖父広光の嗣子として高辻家より養子に入る予定があったためか、高辻家の通し字である「長」が名前に用いられていない。天文11年閏3月13日に正四位となる。同13年2月24日に参議に補任され、続いて同年3月19日に従三位に叙せられる。同年から翌年にかけて豊前国および薩摩国に下向している〔薩摩国では守護の島津氏の内紛が続き、庶流出身の島津貴久によってようやく薩摩の平定がなされたところであった。資将の貴久訪問によって朝廷が貴久を薩摩の国主として正式に認める形になった(大山智美「戦国大名島津氏の権力形成過程―島津貴久の家督継承と官途拝領を中心に―」(初出:『比較社会文化研究』25号(2009年)/所収:新名一仁 編『シリーズ・中世西国武士の研究 第一巻 薩摩島津氏』(戎光祥出版、2014年) ISBN 978-4-86403-103-5))。〕。天文15年1月に正三位となり、3月には権中納言に任じられていたが、天文18年になって突如「逐電」したことが『公卿補任』に記されている。弘治元年になって滞在先の伯耆国で死去、子の将光(まさみつ)も柳原家を継いだため町家は断絶、絶家となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「町資将」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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