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異常液体(いじょうえきたい,abnormal liquid)とは、固体の状態より液体の状態の方が密度が大きい物質のことである。あるいは同じ事だが、同質量で比較すると固体より液体の方が体積が小さくなる物質である。 ==概要== 「正常」な物質は液体が固体に変化(凝固)する際に体積が減少するが、異常液体では体積が増加する。このような現象が起こるのは、異常液体の固体は結晶構造に隙間が多く、分子が自由になる液体状態の方がかえって最密に近くなるためである。 凝固に伴って膨張するため、例えば密閉したガラス瓶などの中で凝固させると破裂することがある。凝固させる際や、凝固の可能性がある状態で保存する際は容器の破損に注意する必要がある。 水は代表的な異常液体であり、その性質は地球環境の形成において重要な働きをする。湖などで表面だけが凍って底まで凍らずに済むことは、氷が水に浮く性質のためである。また、岩石に浸みた水は凍って膨張することで侵食に大きな役割を果たす。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「異常液体」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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