翻訳と辞書 |
疋[ひき]
疋(ひき/ひつ/き・匹) *古代日本において布帛2反(端)分を指して呼んだ。古代中国において使われた長さの単位両(=40尺)が転じたものという。 *鎌倉時代から江戸時代にかけて用いられた銭貨の数え方(通貨単位ではない)で、100疋をもって1貫とした(この方式によると1疋=10銭(文)となるが、疋と銭(文)を併用する慣例はなかったとされている)。また、初期の頃には1疋に換算する銭貨の数は定まっておらず、『徒然草』には1疋=30文とされている。1疋=10銭(文)とされたのは犬追物に使う犬1疋(匹)の値段が10銭(文)だったからという伝説がある(『奇異雑談集』・『貞丈雑記』など)。 *匹とは助数詞のひとつで、動物を数える単位。現在では一般的に「匹」を用いるのがほとんどであるが、古くは「疋」も用いられていた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「疋」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|