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疏勒国 ( リダイレクト:疏勒 ) : ウィキペディア日本語版 | 疏勒[くに]
疏勒(呉音:しょろく、漢音:そろく、拼音:Shūlè)は、かつて東トルキスタンに存在したオアシス都市国家。現在の中華人民共和国新疆ウイグル自治区カシュガル地区カシュガル(喀什)市にあたり、タリム盆地の西端に位置する。漢代から唐代にかけてシルクロード交易の要所として栄えた。玄奘の『大唐西域記』では佉沙国と記されている。 == 歴史 ==
===前漢の時代=== 匈奴の冒頓単于がモンゴル高原を統一すると、次いでトルファン盆地、さらにはタリム盆地の城郭都市をも支配下に置いた。 疏勒国は他の西域諸国とともに匈奴の属国となり、匈奴の西辺日逐王は僮僕都尉を置いて、西域を統領させ、常に焉耆国,危須国,尉犁国の間に駐屯し、西域諸国に賦税し、富給を取った。 前漢の武帝の時代(前141年 - 前87年)になると、衛青と霍去病によって匈奴が駆逐され、河西回廊からタリム盆地は前漢の支配下となり、疏勒国も漢に従属する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「疏勒」の詳細全文を読む
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