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pathologic reflex =========================== ・ 病 : [やまい] 【名詞】 1. illness 2. disease ・ 病的反射 : [びょうてきはんしゃ] pathologic reflex ・ 的 : [まと, てき] 【名詞】 1. mark 2. target ・ 反 : [はん, たん] 1. (n,vs,n-pref) anti- 2. opposite 3. antithesis 4. antagonism ・ 反射 : [はんしゃ] 1. (n,vs) reflection 2. reverberation
病的反射(びょうてきはんしゃ)とは、中枢側にある上位運動ニューロンが傷害され、その下位運動ニューロンに対する抑制が消失し、正常では認められないような反射が出現するようになること。ただし乳幼児では正常児にもみられ、発達とともに消失する。発達の評価にも用いられることがある。 *下顎反射(Jaw jerk reflex) :反射中枢は橋である。口を軽く開かせて検者の手指を下顎にあて、この手指の上をハンマーで叩くと、下顎が動き口を閉じる。明らかに認められれば亢進である。運動ニューロン疾患にて重要である。 *口すぼめ反射(Snout reflex) *ホフマン反射(Hoffmann's reflex) :反射中枢はC8~T1である。手関節を軽く背屈位とし、検者は患者の中指末節をはさみ、母指で患者の爪の部分を鋭く掌側にはじくと、母指の内転運動が起こる。 *ワルテンベルク反射(Wartenberg's reflex) :反射中枢はC6~T1である。前腕回外位として手指を軽く屈曲位とし、検者の示指と中指を患者の4本の手指の上に横におき、その上を叩くと母指の屈曲運動がおこる。正常では欠如ないし極めて軽度である。 *バビンスキー反射(Babinski's reflex) :反射中枢はL4~S1である。 *チャドック反射(Chaddock's reflex) :反射中枢はL4~S1である。 *トレムナー反射(Tromner's reflex) :反射中枢はC6~T1である。手関節を軽く背屈位、手指を軽く屈曲位とし、検者の中指末節の掌側を検者の中指で強くはじくと、母指の内転運動がおこる。 == 関連 == * 神経内科 * 筋萎縮性側索硬化症 * 錐体路障害 * 深部腱反射 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「病的反射」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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