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(n) a hospital ship =========================== ・ 病 : [やまい] 【名詞】 1. illness 2. disease ・ 病院 : [びょういん] 【名詞】 1. hospital ・ 病院船 : [びょういんせん] (n) a hospital ship ・ 船 : [ふね] 【名詞】 1. ship 2. boat 3. watercraft 4. shipping 5. vessel 6. steamship
病院船(びょういんせん、)とは、戦争や飢餓、大災害の現場で、傷病者に医療ケアのプライマリケアを提供したり、病院の役割を果たすために使われる船舶である。 通例、世界中のさまざまな国々の海軍が運用しているが、医療システムにかかる維持費等のコストが莫大であることから、輸送艦や強襲揚陸艦として運用されている病院船も少なくない。 == 歴史 == 戦場において傷病兵への医療活動を行う船は、古代ローマ時代には出現していた〔大内、p.112〕。 近代においては1850年代のクリミア戦争でイギリスやフランスの病院船が活動したことが知られる。1860年代アメリカの南北戦争では、レッドローバー号(1859年就役)が南北両軍の傷病兵を治療した。このころ、赤十字活動の勃興とともに、病院船の戦時国際法上の地位も確立されていった。 その後、第一次世界大戦、第二次世界大戦などでは、いくつかの国で客船を改装した病院船が整備され、運用された。イギリスのブリタニック、日本の氷川丸などが活躍した。 現在、アメリカ海軍によってマーシー級病院船「マーシー」(USNS Mercy)と「コンフォート」(USNS Comfort)が運用されており、これらが世界でもっとも大型の救命救急の船舶として知られる。 ペルーなどの南アメリカ諸国では河川砲艦の設計に準じた河川病院船も存在しており、有事には本来の任務に用いるが、むしろ、平時における医療機関に乏しい地域への巡回医療活動に用いられているものもある。 画像:HMHS Britannic.jpg|ブリタニック 画像:HMHS Mauretania.jpg|モーリタニア 画像:Hikawa MaruHospitalShip.jpg|氷川丸 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「病院船」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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